2009年4月29日水曜日

この世界の片隅に 下 (3) (アクションコミックス)



焼夷弾が炸裂し、原子爆弾が投下され、愛する者が消え去っていく。

そんな戦争という悲劇をすら、柔らかなユーモアを持って表現し尽くそうという作者の筆致が、一度だけぶれる。

全編を通して穏やかな、ひだまりのようなすずの心が、P95、たった一度だけ張り裂ける。

私は泣けて泣けて仕方がなかったです。この読後感を説明するのは難しいのだけれど、とにかくできるだけ多くの読者の目に届くことを祈るばかりです。

すばらしい作品です。

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