2009年4月29日水曜日

この世界の片隅に 下 (3) (アクションコミックス)



焼夷弾が炸裂し、原子爆弾が投下され、愛する者が消え去っていく。

そんな戦争という悲劇をすら、柔らかなユーモアを持って表現し尽くそうという作者の筆致が、一度だけぶれる。

全編を通して穏やかな、ひだまりのようなすずの心が、P95、たった一度だけ張り裂ける。

私は泣けて泣けて仕方がなかったです。この読後感を説明するのは難しいのだけれど、とにかくできるだけ多くの読者の目に届くことを祈るばかりです。

すばらしい作品です。

2009年4月25日土曜日

仮面ライダーSPIRITS 16 (16) (マガジンZコミックス)



なんと単行本の半分が描き下ろし!
思わず読みいりました。
ストーリーは言わずもがな。

雑誌が休刊になりましたが、この作品のクオリティはべらぼうに高い。
夏季再開を楽しみに待ちます。

2009年4月24日金曜日

変ゼミ 2 (2) (モーニングKC)



『変ゼミ』第2巻。

加藤さんの登場だが第二の松隆さん状態。

ゼミのみんなに翻弄されながらもなんとか自分を保とうと必死な加藤さん。まぁ「なんとか」だからすぐ染まっちゃいそうで怖いですが(笑)。

あと田口と蒔子さんのへ~んな関係も気になる感じですが今回少し進展した(?)ようで良かった。

だんだんとわかってきたこのマンガ。

ゼミ生たちの奇怪な行動の数々は確かにぶっとんでおりますが、これはこれでかれらの日常。当たり前の学生生活。

よって私はこの作品をキャンパスライフギャグ漫画として楽しもうかなと思います。「こりゃ、やりすぎだぉぉ~!」てのはありますけど、なんだか前巻よりは変態度も下がっているような気がします。

馴れちゃったからかもしれませんが変質性を除けば普通に学生やってるじゃんと思えるからかもしれません。

とにかくガンバレ松隆さん!

2009年4月20日月曜日

スラムダンク『あれから10日後-』完全版



緑の地に、白のチョークで描かれたスラムダンク。そういう事デス。版型が大きいのは、黒板の絵を大きくするためとともに、描きおろしの花道、ルカワ、ゴリほかを、ポスターサイズにするためか?と思った。

バスケットに燃えた季節。燃えつきたら白く、、、なってしまったら明日のジョーと同じなのかも知れない。

バガボンドの墨、上野の展示会など、きっと心は禅に近づいているのか、と拝察。

すばらしいBGMも沢山あるのだが、やっぱりZARDのマイ フレンドが一番似合う。

2009年4月19日日曜日

ハヤテのごとく! 19 (少年サンデーコミックス)



今回はラブとコメのバランスがよくとれていたと思います。 愛歌さんメインの話など素晴らしかったです! そんな中、ハヤテが帝からもらった石について少し分かることもあるので読んでおいた方が良いかと思います。

とにかく読んで損なしの19巻です。

2009年4月15日水曜日

咲 -Saki- 5 (ヤングガンガンコミックス)



小林立「咲-Saki-」の5巻。今回もカラーページたっぷり。
9ヶ月ぶりということで随分間が空いたが、恐らくアニメ放送に併せての刊行スケジュールだと思われる。

この5巻では、県予選決勝が始まりから区切りのいいところまでじっくりと描かれている。脱線や補足的なエピソードは一切無し、真剣勝負という一つの事柄が、じっくりと描かれている。

スピード感は健在だが、展開に関してはゆっくりと。それもあるキャラについてはこれ以上ないくらい深く描かれている。

それは主人公の咲ではなく衣である。龍門渕のエースにして、インターハイでは怪物の異名を持つ彼女。

とは裏腹に、外見はほぼお子ちゃまな訳で、そんな彼女がまるで鬼の様な形相で圧倒的な力を見せ付けまくる展開には敵ながらに痺れる。

しかもその描き方の演出が、もうほぼバトル漫画に近い。

衣が仕掛ける一手一手に深海や爆発、人ならざる覚醒と恐るべき演出が付けられている。

4巻の時も、ギャグスレスレまで切り込んだ演出力にハッとしたが、この5巻でもその独特の演出が個性を生み出しており麻雀を一切知らない読者でも、その演出を見ればどういう状況なのかが一目で解る仕様になっているのが面白い。

2009年4月14日火曜日

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! (1)



かなりニヤニヤしちゃう漫画です。妹に手を出してはいけないと思い悶々とした毎日を送る修輔(兄)。しかし、兄にアプローチをかけているのは実は奈緒(妹)の方で……という話。

兄がシスコンor妹がブラコン、という作品は多いですが、兄がシスコンで妹がブラコンという両方を兼ねる作品は稀だと思います。

兄も妹も変態で笑えます。漫画のタイトルからすると、兄妹ばかりの話にも思えますが、2人の父母や、妹の同級生も登場します。特に母の登場率は高いです。そして面白い発言ばかり。

絵も綺麗だし、文字も多過ぎないので結構読みやすいです。妹物が好きな人にもそうでない人にもオススメしたい作品。

2009年4月13日月曜日

To LOVEる-とらぶる 13 (13) (ジャンプコミックス)



『toLoveる』のいい所のひとつとして、ぜひ挙げておきたいのは「新キャラにハズレがない」というところ。

新キャラがしょぼいラブコメはメイン・ヒロインになかなか回がまわらずイライラしてくる。それに対して、新キャラがいいと彼女たちそのものにも萌えれるし、メインのヒロインとの絡みも楽しいし、いいことづくめ。

『toLoveる』は間違いなく後者だと思う。

この13巻ではその新キャラ(12巻でもすこし出てきたけど)、ナナとモモが大活躍!!美柑、ヤミちゃんとともにロリっ子成分を補充してくれる彼女たちには今後もおおいに期待できる。

2009年4月10日金曜日

スラムダンク『あれから10日後-』完全版



少し値は張りますがファンなら是非手に入れておきたい一冊です。

10年以上経ってなお愛され続けるバスケマンガ。

連載当時まだ小学生~中学生だったので黒板マンガの存在は知ってましたが内容はしりませんでした。 今回ついに読むことができます!

かねてからのファンの方も新しく読んだ方もこの一冊からもう一度スラダンを楽しみましょう!

2009年4月8日水曜日

けいおん! (2) (まんがタイムKRコミックス)



2巻では作者も描き慣れてきたようで大幅に面白くなっています。

1巻は、自分はある程度ゆるい目で見てくれる人で無いとキツイかな?と思ってましたがこれなら誰にもお勧め出来そうです。アニメ化も納得の良い出来ですね。

2年生に上がった主役4人と入部してきた新キャラの中野梓さんを加えて2巻は動きます。

ゆるゆる空間な軽音部にちょっと衝撃受けちゃう梓さんですが、何となく馴染んじゃってコミック全体を漂う気持ちよさを一緒になって発揮してますね。

ギターのミュートも知らなければチューニングも適当に済ませて良い音を出してしまう唯さんに衝撃を受けたり、それぞれのパートはグダグダでも4人揃うと良い演奏してしまう。

軽音部に馴染んでく様は梓さんだけでなく先輩4人の成長も見えて気持ちいいです。

2009年4月7日火曜日

涼宮ハルヒの憂鬱 (8)



内容は面白いと思います。番外編とかもあったので。

しかし…絵は一向によくならないです。

でも、キョンは一巻よりかはマシになってると思います。

2009年4月6日月曜日

伊藤潤二の猫日記よん&むー (ワイドKC)



漫画家J君(=伊藤氏)と妻A子と猫「よん」「むー」の日常を描いた漫画です。

伊藤氏のホラーテイストの絵と展開(間のとりかた)は、いつもどおりですが、内容は猫のいる日常記。そのギャップが最高です。

こんな禍々しい顔に描かれているにも関わらず、こんなに愛らしい猫漫画は初めてです。

2009年4月4日土曜日

トニーズアートワークス フロムシャイニングワールド



書籍としてのコストパフォーマンスは非常に高いです。既に出ている設定資料集より一回り大型、ハードカバー、紙質も高級。200頁余で3000円程。

本書のための描下ろしの絵は、表紙と裏表紙の絵ぐらいですが
 ・既出の絵には、端の部分が切れているものが少なくなかった
 ・CDジャケット、小説のカバー・口絵等は小さいサイズのものしかなかった
ということから、やはり購入する価値はあると思います。

2009年4月3日金曜日

放課後プレイ (電撃コミックス EX 電撃4コマコレクション)



主人公が羨ましい事この上ない「ちくしょ~!!」な本です。

作画などやたらツボにはまった上、4コマ漫画としても普通に面白いです。

おまけに恋愛(?)もの・・。いいですねヒロイン・・。

黒髪ロンゲでツンデレで・・自分が好きな要素てんこ盛りな女の子です。

自分も学生時代に、こんなゲーマーな女の子が一人でも居たら楽しかったでしょうに・・生憎ヤローしか居ませんでした(涙)

なんかこの漫画読んでると少し癒されます。

電撃4コマはマイナーなれど、面白い漫画が結構あるのでお勧めです。

2009年4月2日木曜日

クリムゾン・スペル(3)(キャラコミックス)



待ちかねた3巻です!長かったですけれど、その分の読み応えはありますね。

囚われ、正気を失ってしまったハヴィを奪還するまでの流れは、「これBL?」ってぐらいですが、迫力抜群で本当にハマリ込みます。

Hは少なめですが、正気を保ったままのバルドとハヴィの絡みはなかなかの見物です。

書き下ろしの作品は、可愛くて、ところどころにちりばめられたギャグがたまりません(笑)

次巻が今から待ち遠しいです。

2009年4月1日水曜日

HELLSING 10 (10) (ヤングキングコミックス)



この10巻で長かったヘルシングの連載は終わりです。

ミレニアムとヘルシング機関の戦いも予想不可能な驚きの展開で終わります。

壮絶な死闘の果てに描かれる人間の本質とは何か?

戦いの中で描かれる人間模様は必読ですね。最終話の着地点も見事でした。

「平野先生、おつかれさまでした」と言いたい漫画ですね。

次の連載はDRIFTER(ドリフター)というファンタジーのようです
ヘルシングが終わっても、間髪いれずに次の連載が決まってうれしいですね