2009年2月27日金曜日

動物のお医者さん 全8巻 (漫画文庫)



タイトルの通りホントにむふっと笑ってしまいます。

バスや電車の中で読むと笑いをこらえるのが大変です。

それぞれの巻が長く、コマ数も多めなので読むのが疲れてしまうこともありますが、それを忘れさせてくれる面白さです。

個人的にはハムテルにベタぼれでした(笑)

2009年2月26日木曜日

ベルサイユのばら(5冊セット) 池田理代子



あまりにも有名な「ベルばら」。フランス革命をなまなましく描く。

フランス革命を、ただの理屈の中で捉えるのは、危険だ。

人民が正義で、王朝が悪。そのようにとらえると、たやすく、正義と悪が逆転する。

単純な革新も、単純な反動も、理屈の産物だ。たやすく移ろい、たやすくぶれる。

マリー・アントワネットは、正義を愛するロマンティストだったし、ルイ16世は、人民を愛そうとする王様だった。

しかし、浪費がたたった。貧困においこまれた人民は、マリー・アントワネットを憎んだ。

歴史は、ただの勧善懲悪劇とは違う。それぞれがベストを尽くす中で生まれた悲劇だ。

その事実が人の心に刻まれたら、再び悲劇を繰り返すまい、という気持ちが生まれる。

その気持ちが、たやすい反動を阻止し、不幸や悲劇を避ける努力の源になる。その意味で、この作品は、少女まんがという枠におさまらない。

2009年2月25日水曜日

20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下



映画は第一部しか見ていませんが、名前とか覚えにくくて、面白かったけど、わからない点が沢山ありました。

でも、マンガを読んだら一気に作品にのめり込めました。

色んな謎も解けてきたし、一日四冊づつ読むつもりが、段々と加速して行き、我慢できなくなり、2日目に徹夜で一気読み、そんな様子を見て、がぞく全員、休日に夢中になって、一気に読んでしまって、年齢関係なく誰もが楽しめる作品です。

この後、映画の2部を見に行っても良いかなあ・・・

一気買いがお勧めですよ

2009年2月9日月曜日

エースをねらえ(全10巻セット)



名作。すべて読み終えた上でそう言える。

とても30年以上前に始まったマンガと思えない。古臭さもない。

特に、文庫本の7巻目で主人公に訪れる強烈な転機での周りの登場人物の支える姿が素晴らしい。マジ泣き。

まだ話が固まっていない序盤は別として、曲がった性格のキャラクタが一人として登場せず、全編にわたって後味がよい。

特に男性キャラがものすごく真っ直ぐで気持ちいい。

全体的にテンポもよく、試合中ですらガンガン進む。

得点の数え方すらボンヤリとしかわからない私だが、熱気だけは遜色なく伝わってくる。

これはいいマンガに出会った。

2009年2月8日日曜日

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻



この本は、どの立場からも読まれるべき本である。集英社少年ジャンプに連載されていたが、右翼の圧力に屈した情けない出版社(社長が殺された後の右傾化した中央公論も同様、情けない)として集英社はその名を歴史に残した。

この本は、単なる原爆の話ではない。

より広く戦中戦後の人々の生活を捉えたものだ。

この本でなければまず知ることのできない言葉がいくつも出てくる。戦災孤児、浮浪児、傷痍軍人、ABCCなど。

特にABCCは酷い機関なのだが、最早これに関する本は皆無である。

もう一点は、人間という存在の中にある美点と醜い点を浮き彫りにしていることである。

特に、差別に関する記述は特別によくできた筋立てでかかれており、その本質を知ることができる。

小学生後半に読み始めるといいと思う。

そしてこの本はその後も読み返すことになる。

気持ち悪い、残酷というが、原爆が落ちたとき、幼少の子供達はそれを目の当たりにしたのであり、それを本書で追体験することにも意味がある。登場人物の年齢層も広がっており、よって読み返し荷も耐えうるのである。

末永く読み継がれるべき不朽の名作であり、日本で起きたことが何であったのかを知るために欠かせない本である。

体験・経験は事実を教えてくれるが、真実は、追体験と想像力によってしか見つけることはできない。

30万に上る犠牲者の前に、この言葉を背負う義務があると思う。

2009年2月7日土曜日

火の鳥 全13巻セット (角川文庫)



映画、ドラマ、小説など、人間の表現手段のすべてを尽くしても、このようなスケールの大きな物語を作り出すのは難しい。

SFXなどの表現手段の問題ではなく、テーマの大きさの問題だ。

古代の昔から永遠にも近い未来まで、時間と空間を飛び越えて物語りは展開する。

各編ごとに登場する人物も時代も変化するのだが、常にそれらを「火の鳥」が見守ることによって物語りはそれぞれリンクしてる。

「命、生きること、死ぬこと」という壮大なテーマをこれだけ見事に描ききった作品を生んだ、手塚氏に感謝。

日本の漫画界の最高傑作といえると思う。そう思っている人は少なくないと思う。

この後、いくら流行のアニメや漫画が生まれようが、これほどの名作はなかなか出てこないだろう。

50年先、もっと先になっても、「平家物語」や「2001年宇宙の旅」のように「古典」として生き残る作品になるのではないか。

初版出版当初とは異なる結末の物語も多い(乱世編、生命編など)ので、初版の結末も読んでみたいが、今では入手できないのが惜しい。

全ての物語はつながっているので、一冊づつではなく、セットで購入して、すべて読みきることをお勧めしたい。

そのスケールに圧倒され、感動すること間違いない。

どんな賛辞をもってしても語りつくせない。

2009年2月4日水曜日

スラムダンク 完全版 全24巻セット



バスケットになんかひとつも興味がなく、ただなんとなくジャンプをめくっていたあの日から全てが変わった気がします。

丁寧に書き込まれた絵に、それとなく感情移入できるストーリー。

もっと早く読んでいればよかったと思い、最終的には全巻揃えてしまいました。

今も変わらず何度も読み返しています、それくらい影響させられた作品なんです。

学校で嫌な思いをしても、スラムダンクという作品があったから頑張れた。少し大げさかもしれませんが、この作品がなかったら今の私はなかった気がします。

まだ読んだことのない方は、ぜひ読んでみてください。

主人公の花道やほかのキャラクター達も本当にいろんなことを教えてくれます。

ドラゴンボール 全42巻



いわずと知れたドラゴンボール全巻です。

「面白い!」の一言あれば十分な作品ですが…、一応補足しましょう。

ドラゴンボール編としては大きく分けて、ピラフ編・天下一武道会編(3回)・レッドリボン軍編・ピッコロ大魔王編などがあります。

Z編としては、サイヤ人編・フリーザ編・人造人間編・魔人ブウ編があります。

話が進むたびにとことん強い敵が現れるというジャンプ誌の特徴そのまんまの作品でもあります。

しかし、単純でなく複雑っぽいけれどわかりやすく興味を魅かれるストーリー展開なので読んでいて飽きがきません。

連載終了したのが本当に惜しい作品です。一度読んだ方でもまだ読んだことない方でも絶対に損はさせない作品です。

人生死ぬまでに一度は読んどいたほうがいいです。

2009年2月2日月曜日

あしたのジョー 全12巻セット



梶原一騎原作の名作。

ちばてつやの絵も合わさって本当にいい漫画ができた。

全巻セットの上、スペシャルな箱も付いて収納も便利である。

ほとんどの人が知っていてもおかしくない漫画であるが、その詳しい話が知られているのかは分からない。

中には力石戦でジョーが燃え尽きてしまったと思っている人もいるはずだ。(灰になっちまった)

その力石が死んだ後ボクサーを辞めてしまったジョー、復活はしたが力石を死に追い込んだテンプルへの攻撃ができなくなってしまい、立ち直るために地下ボクシングに足を踏み入れるジョー。

カルロスとの戦い、パンチドランカーになってしまったカルロスとの再会。そしてジョー自身もパンチドランカーに犯されていく。

ホセ・メンドーサとの最後の戦い。

力石との出会いが少年院だということを知らない人もいるはずだ。

またその前の単なるチンピラのジョー。

ボクシングは嫌いで喧嘩ばかりしていた。

そのボクシングに全てをかけるようになるのは力石と関係があること。

などその全てが名シーンばかりなのがこのあしたのジョーなのだ。

ここに書いていないことでもたくさんのいいシーンがある。

漫画でありながらこれだけの感動や話題を振りまく作品は早々ないものだ。

もう古い作品であるが今でも人気があるし、読まれている。

同じ梶原一騎ものでも巨人の星などは現実離れしたところが出てきてしまうため引く事もあったが、こちらはぐっと引き込まれます。

格闘系が嫌いな人でも全然関係なく矢吹丈の生き方として楽しめると思います。

正直漫画の域を飛び出していると思えるほどいい作品なのでぜひ読んでみてください。

2009年2月1日日曜日

幽・遊・白書 全19巻セット (ジャンプコミックス)




小学生の頃、はまった人にももう一度読んで欲しい。

読み直して、新たに気づかなかった部分に気づきます。

人間、生きてたら、世の不条理に出会って、ひねくれたり、曲がったりする。また、過ちに後悔したり、絶望したり。。。

現実だと救えない場面に遭遇する。

この漫画は、そんな心に傷を持った妖怪、人間が戦いの果てに最後はホントの意味で脇役や敵キャラが救われてるように描かれてる。

この幽遊白書を読んで、バトルってのは、ただ相手を倒すためでなく、自分の背負ってる何かとも同時に戦うのか~と思えた。

桑原のいつもギリギリの戦いは、好きだな。

蔵馬や飛影は泣いたり、わめいたりしない分、冨樫先生は桑原で人間らしい感情表現をしていたのだと思います。

幽助、他のキャラが生み出す、ゆるさがたまんなく好きだなー。

もう、あれで終わってしまって、続きが見れないことがさみしい。

最終回の海でみんなでいるシーン。

ふつうの人間の幸せってこんなのだなって、戦いまくってたからこそそう思えた。

最後の方のそれぞれの回、ごくごく日常がすごく幸せだったなぁ的に描かれてる。

幽遊白書のストーリーで全体的に好きなところは、複雑な過去や気持ちを持っていても、幽助や桑原みたいなバカみたいにシンプルに生きてるやつのことを見て、「簡単でいいな」って脱力して、共感して、そっちの考え方に戻るところ。

もちろん、人間のドス黒さ、残酷さも1巻から描かれてる。(女の子の友情・受験の話とか)