2009年1月31日土曜日
ナニワ金融道 全10巻セット 講談社漫画文庫
あまりに有名なこのシリーズ、セットものが出たことをきっかけに買ってみたのですが、届いて3日間で一気に読んでしまいました・・・。
で、その後は「怖そうなお兄さんがなぜベンツを乗っているのか?」「中小企業の経営に不可欠な、生きるための資金繰りとは?」など、目からうろこが何枚も落ちました。
まだ読んだことが無い人は、このミョーにリアルな絵とストーリーに絶対引き込まれると思います。また、一度読んだことがある人でも、セットで一気に読むと、またハマリます。
ドラゴンボールとか、スラムダンクとかもそうですが、いい漫画って、どこから読んでも最後まで読ませるストーリーと迫力があるんです。
このシリーズも間違いなく、そういう点でもお勧めです。
2009年1月28日水曜日
ジョジョの奇妙な冒険(8~17巻セット)
モスクの描写に不適切な表現があったとされて、第3部の単行本・文庫版計27冊の出荷停止になりました。宗教問題だと今後発行されるかがどうか微妙です。
ちょっと高くなってますが、今のうちに手に入れたほうがいい商品だと思います。
かなり好き嫌いのある絵なので誰もが楽しめるという評価はしかねるが、ジョジョの凄い所を説明すると、まず、第3部からのスタンドというアイデア。
普通の人には見えない守護霊のようなものの名がスタンド。そのスタンドはそれぞれに1種類の超能力を持っていて、スタンド使いはそのスタンドの能力を駆使して戦うわけだが、そのアイデアが今観ても新鮮だ。
次はそのストーリーの運び方。通常、とりわけ少年マンガでは、格闘シーンでは、どっちがパワーやスピードが上まっているか、や必殺技の威力が強いか、の様な話にしてしまうが、ジョジョはそれを否定する。
ジョジョでは一見すると、そんな能力がどう武器になるのか?と思う程の、些細なスタンド能力が現れる。
だがこのマンガのスタンド使い達は、そんな能力を頭脳を使って限界まで利用して戦うのだ。
だからパワーが弱いとか、体がデカイとかで勝負が決まったりしない。その展開が素晴らしい。
このマンガ、何とかして実写映画化できませんかねぇ。ハリウッド。
特に第3、4、5、6部のスタンド編は凄いよ。
2009年1月26日月曜日
三國志全30巻漫画文庫
15年をかけて描かれた大スペクタクル漫画である。
単に漫画版三国志といって、それでおわるものではない。
漫画なら、こどもでも、だれでも(ぼくでも)、じゅうぶん楽しめる。
このメリットは大きい。
横山氏の漫画の線はやわらかく、ゆったりとしたものを感じさせる。顔の表情にとげとげしさが、ないから、安心してよめる。
絵がごちゃごちゃと込み入っている漫画をよくみかけるが、これほどの大作でも、すっきりと整理された線で描かれている。
こんな絵なら、おそらくは、精神的な、いやし効果もあると思われる。
それにしても、これほどまでに、スケールの大きな物語を、よく、漫画にできたもんだなあと、凡人のぼくは思ってしまう。
横山光輝氏のちからを思い知ってしまう作品だ。
2009年1月25日日曜日
ブッダ全12巻漫画文庫 手塚治虫
いざ仏典を読むとなるとしきいが高すぎるが、本作は漫画という媒体で気楽に読めるので、仏教に興味がある人はもちろんそうでない人にもお勧めできる。
ゴータマ・シッダルタが生まれて悟りに至る過程から最期を迎えるまでを全12巻に渡って(一部、創作を加えながら)見事に描いている。
個人的には悟りに至るまでの過程が面白く印象に残った。特に修行仲間であるアッサジの最期は衝撃的。
腹を空かせた狼たちに自ら身を投じることで、"犠牲"の精神を究極の形で実践してみせたアッサジ。これを見たシッダルタはショックを受けるが、その後悟りに至り、"ブッダ"となるのである。
それから2千年経った現代というこの時代を考えると、残念ながらブッダの説いた"犠牲"や"慈悲"といった精神性が尊重されているとは言い難い時代である。
"お金"と"物質主義"に価値を置く現代では、むしろ蔑ろにされているのが現状だと思う。我々人類は2千年前と比べて精神的な意味でそれほど進歩していないことに本作を通じて気づかされた。
とにかく、宇宙の根源とか壮大なテーマについて色々考えさせてくれる良書なので老若男女問わず全ての人にお勧め。
2009年1月17日土曜日
ナニワ金融道 全10巻セット 講談社漫画文庫 (講談社漫画文庫)
借金まみれの日陰者たちが多く登場するが、
偽善的でもなく、ふてくされるでもなく、ありのままに描いてあって、本当に誠実な漫画。
作者の青木雄二さんは、40代半ばでデビューした。
会社をたたんだ時の借金を返しながら、地道に漫画を描いていたらしい。
畳の線が一本一本すべて手書き。
淡々としていて、表情のパターンが非常に少ない。
これぞ労働。
自分など本当に若造で、こういう漫画を描く大人がいると思うと、
少しくらい辛くてもがんばろうと思えてくる。
2009年1月15日木曜日
あさきゆめみし 美麗ケース入り 全7巻文庫セット
あさきゆめみしは古典を勉強しようと思って買いました。
古典というと英語みたいなものでまったくわからない単語と構文だけを勉強していれば良いと言うわけではなくて、風習とか慣習みたいなものも知らなくてはいけないと思います。
例えば成人は今のように20歳ではなく、12~14歳の時に成人になるための儀式みたいなもの(今でいう成人式みたいなもの)を行なって成人になります。
成人になると女性は男性に顔を見られないように御簾の中に籠もりっぱなしの生活になります。女性が顔を見せれるのは高貴な人に使えている女性とか結婚している女性になります。
こういった文化・風習みたいなものを源氏物語の話を知りながら簡単に覚えられるところが良いです。
そして1000年近く経った今でも共通している感情があるんだなぁ~!と思いました。
それは浮気する夫に対する怒り・悲しみとか恋敵に対する怒り・嫉妬とか浮気したい気持ち・浮気したときの罪悪感・浮気相手の子供を産んだ時の罪悪感とか・・・今とまったく変わらないおもしろさがあり共感できる部分があると思います。
まずはこの本を読んで古典に対して親しみを持てたらと思って読みましたが、本当に良い本でした。
2009年1月12日月曜日
風の谷のナウシカ7巻セット
月刊「アニメージュ」の連載程無く映画化が決まり、
所謂「宮崎アニメ」第一号の原作としてあまりにも有名な漫画。
途中から映画制作と平行連載となったため、
オリジナルストーリーとして先に創られたこの漫画は
むしろ映画完成後に多くの時間をかけて完成されました。
連載されたのが丁寧な印刷のできるA4サイズ月刊誌のせいか緻密な作画です。
そのため単行本もなるべく連載当時の味わいを伝えるべく、
ちょっとザラついた手触りの用紙を使い、B5サイズの本となってます。
アシスタントを使わずほぼ作者一人の手で連載、作画されたらしく、
ペン画では追いつかず、鉛筆そのままの作画が採用されている部分もあります。
が、不完全さは無く、むしろ作者らしいダイレクトで暖かいタッチが単行本に残されたわけです。
当時は休載もあったでしょうが、ひと月に1回の連載を待つ歯痒さもなく、
美麗な箱入りでまとめて愛蔵して読める幸せを噛み締めてください。
映画先行で知って未完成な印象を持った方には特にオススメいたします。
あの世界観は確かにこちらで完成されていますので。
2009年1月7日水曜日
タイトロープ (ディアプラス・コミックス)
幼なじみで任侠ラブは夏目先生初の新境地。
どんな感じかなぁと読んだら、楽しく、切なく、やはり最後はお約束(笑)の胸キュンきました。
この先生を勝手に BL界の清涼飲料水と名付けている私ですが、今回も読後が大変爽やかです。が!書き下ろしの『その後の龍之介妄想日記』。。
これが予想外にエロ多めで(若干ですよ)嬉しかった。
先生ありがとう。編集さんありがとう。夏目先生大好きな私ですが、惜しむとすればエロ不足。。
毎回受けのあれだけ色っぽい目線で攻めと共に私まで(笑)すんどめくらっているかのような状況も良かったのですが、今回は一歩半位、前進したような。。
大変満足でした。重ね重ね先生大変ありがとうございます。
『どうしようもないけどリターンズ』も収録されていて二度お得です。
2009年1月2日金曜日
東方儚月抄~Silent Sinner in Blue. 中 (2)
中巻が発売されるようなので、上巻と一緒に購入しました。スラスラっと読めてあっという間に読み終えました。
内容もまぁまぁ面白く、世界観とキャラが好きな人はオススメです。分からないキャラもいるかもしれませんが、その辺は色々ネットで調べれば分かってくるでしょう。
まだまだ旧作を含めると裏設定などが多い東方シリーズ。
下巻だけでは物足りなそうなので、もっと続いて欲しいと思ったりします。
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